廃線および廃駅の風景です。かつての風景がよみがえります。
【武豊線武豊駅】知多半島に廃線跡が残る駅
ここは名古屋に近い愛知県のローカル線の駅。異様に広いその構内は貨物輸送でにぎわった夢のあと、そして港へむかう道しるべ・・・武豊線は東海道本線の大府駅から知多半島へ延びているローカル線です。その武豊線の終点武豊駅は、日本の鉄道網を作るための資...
【札沼線新十津川駅】札幌から76km果てにある1日1本だけの終着駅
ここは札幌から76.5kmにあるローカル線の終着駅。札幌から3時間かけてたどり着いた、1日1本の9時半だけの風景・・・札沼線新十津川駅、別名学園都市線でもあるこの駅は、札幌駅からはるばる3時間ほどかかるローカル線の終着駅でした。しかし乗客数...
【札沼線石狩月形駅】札幌から1時間程で行けたローカル線列車交換駅
ここは札幌から1時間余りのとある駅、1日3回だけ2つの列車が出会う時がある。2つの列車がこの駅で出会う時、1列車しか入ることを許されない果ての終点への旅路に幕が開く・・・札沼線石狩月形駅、札沼線は別名学園都市線と呼ばれる、札幌への通勤路線で...
【石勝線夕張支線】全駅無人の駅舎を持っていたローカル線
ここは北海道内陸の1日5本の普通列車しか来ないローカル線。そのローカル線には、誰もいない大きな駅舎が全ての駅にあった。それは最期の時を迎えるまで、多くの乗客で賑わった過去を物語るように・・・。 石勝線夕張支線、明治の北海道開拓時代の1892...
【夕張線夕張駅】町の産業転換によって2度移転した終着駅
北海道の内陸の町にあるローカル線の終着駅と大きなリゾートホテル。石炭輸送の役割を終えたローカル線の終着駅は、迫りくる最期の時まで町の希望に寄り添い続けていた・・・。石勝線夕張支線夕張駅、夕張支線の終着駅であり「ホテルマウントレースイ」の脇に...
【夕張線清水沢駅】炭鉱都市へのターミナルから無人駅、そして廃駅へ
ここはかつて石炭産業で栄えた駅。駅舎とホームの間にある異様に広い空間は、かつて石炭を運ぶ列車が絶えず行き来していた。でも無人駅になった今、あの時賑わっていた光景はもう二度と戻らない。もうすぐこの駅も消えてしまうのだから・・・。石勝線夕張支線...
【関電トンネルトロリーバス300型】黒部ダムを目指して飛騨山脈を貫いたトロリーバス
トロリーバスはバスなのに鉄道。トロリーバスは線路がないのに電車。それは54年にも及ぶ無事故が誇る安全運航、そしてダムからの電力で輸送することによって自然を守り続けた勇者、その名は関電トンネルトロリーバス300型。正式名称関電トンネルトロリー...
【三江線千金駅】代行バスも停車できなかった狭い道の中にある駅
日本を旅すれば一度は目にする畑の間にある畦道の風景、しかしこの道の先には駅がありました。カーナビが案内できなかったこの道を抜けた先にある鉄道風景とは・・・。 三江線千金駅。隣の江津本町駅と並び、秘境駅の1つとして有名でした。周囲は民家...
【三江線江津駅・江津本町駅】旧市街の山奥に隠れた本町の駅
川に沿って進む、とあるローカル線の小さな無人駅。「本町」と名がつけられたこの駅は、静かなるせせらぎの音が響くその場所で・・・ 三江線は広島県三次から島根県江津の100kmを結び、35駅もある長大ローカル路線でした。その駅の1つ江津本町...
【三江線石見川本駅】反対方向の列車待ちで乗客を降ろして1時間半待たせた駅
ここは行き違いができるローカル線のとある駅、ここから先の30kmは1つの列車しか通ることを許されません。向かいの列車が来るのは1時間半後、乗客は強制下車・・・。 広島県三次から島根県江津を結ぶ100kmを超える長大ローカル線である三江...